デイサービス、一年目

hitto2010-05-26

今日の午前中は、ケアマネさんとお爺ちゃんと私の3人でミーティング。
お爺ちゃんがデイサービスに通い初めて早一年が経ちました。



1年前と今とを比べると気持はみるみる若返ってきている。
歩行器にも慣れて、少しの距離なら杖なしでも歩けるという、けれど・・見た目には腰の曲がり具合がひどくなり、一息ついて腰を伸ばす仕草をしているので、あまり進歩したとはいえない。
毎日少しでも先を目指して歩行訓練をしている。
自分の身体能力を過信するところがあり、かなり心配なことではあります。
油断をすると転倒する危険があるということ、それが一番恐いのですが。
この危険性をしつこいくらいにケアマネさんが指摘するのを、黙って頷きながら腑に落ちないという顔つき。


ケアマネさんも、介護者の転倒事故を何度も経験して辛い思いをされているので気持が痛いほどわかる。
それでも90歳まで青春と、お爺ちゃんが言いきったところは流石に気概があるなと感心しきり。
転倒は避けるに越したことはないけれど、楽しみを奪ってはいけないとも思う。
転倒したくてする人はいなく、これだけ自信のある大人の行動を誰も止めるわけにはいかないだろうとも思う。
あれもダメ、これもダメでは先の人生がつまらないものになってしまいかねない。
転ぶ時は転ぶのだ。
ここはお爺ちゃんを信じて、このままの状態が一日でも長く続きますようにと強く思う。