バレー今夜最終戦

hitto2011-11-18

昨夜のドイツ戦、とても見応えのある試合でよかったです。
歴史に残る好勝負と誰かが言っていたけれど、フルセットまでいくとは思いませんでした。


テレビ観戦でも身体に悪いくらいに燃え尽きてしまう。
勝てたのが信じられないくらい。

ここまできたらアメリカに勝って、後は運を天に任せるしかないか・・アメリカに勝つのは難しいけれど、ドイツが勝った相手なら、勝てないというわけじゃない。
心配なのは相手の勢いに押されることとか、苦手意識が起きたりして萎縮してしまうこと。
実力ではどのチームも互角だと思うから、チームワークを最大限発揮し、なお且つひとりひとりの力を最大限引き出せるプレーが出来れば勝利できると信じています。


日本 3-2 ドイツ (25-20 23-25 25-27 25-17 15-12)


1セット目、日本序盤から4、3連続のポイントとドイツを引き離す。
江畑選手、木村選手、荒木選手のリレーポイント、5−9のときはラリーの末ドイツに決められ6−9。
再び日本は流れを戻し13−19の5ポイントリード。
このセット荒木選手のブロックがよく決まり、ドイツはかなりイライラ。
木村選手のスパイクも上手で、後半何本も決めてくれました。
25−20



2セット目、荒木選手の勢いがとまらないが、シーソーゲーム。
テクニカルタイムアウトはドイツ1点リード、ドイツ、サーブミスが多いがすぐにポイントを奪い返す。
激しいラリーは日本が上手く制す。
2回目のタイムアウトもドイツ1点リード、強烈なスパイクを佐野選手が拾い上げるも詰めのスパイクでミス。
こんなときは特に決めてほしい。
このセット最後まで日本はドイツにピッタリと着いて行く。
22―23と1点差まで詰め寄るが敢え無く23−25でゲームセット。



3セット目、新鍋選手が入り活気づいた日本だったが、前半はドイツのほうがリード。
木村選手ブロックを決め14−14、次も日本のポイントかと思ったら審判に厳しいホールディングを取られ、またもやドイツがリード。
その後も20−20と追い付いては引き離される、このリズムで最後の23−23、25−25・・・常に先行するドイツのポイント。
佐野選手のファインプレーもあったのに25−27で日本2セットを取られて後がない。



ここまでで、観ているほうはかなり疲れてくる。
それから先が、日本代表チームが教えてくれたことでした。
決して諦めない。



4セット目、新鍋選手が素晴らしく活躍。
このセットは1点1点が入るごとに手に汗を握り力が入る。
前セットとは違い、前半からドイツのサーブミスも手伝ってポイントは日本がリードする。
12−7と大きく引き離すも、ジワリジワリとドイツも得点を重ねる。
佐野選手のファインプレーに木村選手が応える場面もあり日本は得点を伸ばす。
21:14と開き、断然日本有利。
ドイツは次セットに向けエースを休ませる作戦なのか、その後は新鍋選手の猛攻撃で、相手を畳み掛けるようにゲームセット、25−17。



さあて、フィフティー、フィフティーの第5セット目。
勢いはそのまま日本のほうに流れますように・・・祈っていました。
両チーム、限界まで気力を振り絞り、ラリーの間はハラハラ。
一番落ち着いて見えたのは新鍋選手。
10−10、11−11、と続き、次の連続ポイントを決めた新鍋選手のスパイクにはしびれました。
新鍋選手から木村選手と決め遂には日本のマッチポイント。
11−14と最後は江畑選手が決めました。
12−15。やった−、日本が勝ちました。


やり切った感じがして、今夜はもう少しリラックスして見られますように・・どうなることでしょう?
間もなく始まります。