寒いです!寒い話です!

hitto2012-12-19

今日は寒いです!
晴れマークの天気予報だけれど今にも雪が降ってきそうなくらい気温が低いです。
部屋の温度はストーブのファンがフル回転したまま半日過ぎてやっと18度・・外から比べると天と地ほどの違い、文句を言っては罰があたるか。
エアコンを併用すると一気に暖まるのですがグッと我慢。
電気料金の値上げが決まりそうだし値上げの分くらいは節電に努めなければ、と無闇にスイッチは入れない・・節電が当たり前になってます。
午前にケアマネさんと打ち合わせ、今年最後のご挨拶をして完全装備のいでたちでバイクに乗って颯爽とお帰り。

我が家から一番近くのスーパーが今年いっぱいで閉店。
近くに大きなスーパーが開店したので、店ごと撤収。
ここでしか買えない食品が多々ありまして個人的には困ったことです。
常連客は署名運動までしましたが、ダメでした。
職員の方も次々に辞められて、とても淋しいことになっています。
長女の時のママ友がずっとその店で働いて来ました。


まるで日本経済の縮図のようです。
景気の良いころには、この辺に隣接してスーパーが3件建ち並び、主婦たちは3件を上手に渡り歩き買い物をしていました。
丁度バブルの頃だったか・・それから1件、また1件と倒産し、残っていた1件も経営者が変わりましたが、5年ほど前に同じ位置に新装開店と頑張って来たのです。

品物もどんどんと値下がり、他店と比べても底値かなと、一瞬わけあり?と疑いたくなるほど安く買えたんですが・・デフレ現象ですか。
それでも大型店舗には敵わない、あちらは商品も豊富で盛況だもの。
友人の店はチェーン店なので、勝負を諦め1店舗減らすことに決めたのは、死活問題ですから仕方がない。

再就職を諦めてしまったレジの友人が本当に寂しそうに語るのです。「いよいよ隠居だわ」
経営者が変わる前からざっと20年以上は勤めていたと思います。


この辺にライバル店がないので、これからはそこでしか買い物ができなくなってしまう。
我が家は、一時期のように大量に買い物をすることもなくなりましたが、食費を占めている家庭は、駅前まで足を延ばすことになりそうです。



総理ではまだないのだけれど、報道もご本人もすっかり総理の資格を得て、まずはデフレ脱却の道へと突き進んでいるようです。
日銀総裁との会談や新年早々の米国訪問、世論も6割の高感度と、恐いほどに期待が膨らんでいます。
海外からの反応も素早く円安株高現象といい、良いことなのか、どうなのか。
震災以降、小さな幸せを見つけることが出来るようになりました、年寄りは贅沢を言いません。
より若い人たちのことを考えて、豊かな社会を実現してほしいです。



昨日の夕刊に、2人の息子さんが派遣社員として働いているという主婦の方が、今の不安定な状態を心配して投稿していました。
ズバリ「非正規労働者であっても、まじめに働いていれば、結婚ができ、子育てもできて、将来は年金も受給できる。それを当然と信じられるシステムにして下さい」とありました。


新卒ならば正社員でなくては、フリーターは許さないと、当たり前のように話していたのが遂この前のことだった気がします。
今では正社員?フリーター?と聞かれるのも聞くこともなくなりました。
その間には大きな溝があるけれど、内定率の悪化から派遣社員が今の社会を支えていると思うほどに増えていると思います。

そのままで結婚までは行けると思います。
二人で働くと経費は半分で済みます。
問題は生涯に受け取れる年金です。


無年金の若者が多いのは受け取る年金額の低さも関係していると思います。
不埒な者は生活保護があるからと居直るのだとか。
これは本当に可笑しなはなし。
年金のシステムを本当に変えなければならないと思う。
随分昔に書いたかもしれないけれど、消費税のような形で年金分を確保するのがいいと思うのだけれど。
言い替えれば、全ての人に無条件で生活保護分の年金を。