ポツポツと静かに雨が降っています。
冷たい雨に打たれて・・街をさまよったの・・♪
歳を重ねるごとに、このワンパターンの反応を増やしている。
新しい出会い、新しい体験、新しい知識、新しい何だろう・・食事!
若さの秘訣は、やはり脳を刺激するようなことを意識的に増やすことなんだなあと思います。
今日は、今年最後のケアマネさんとの面談。
仕事とはいえ、雨降りで本当に気の毒。
一か月変わりもなく、お爺ちゃんの徹底した自己管理に教わることが多くて、ケアマネさんと私は言葉もなく自省のアイコンタクト。
デイサービスは毎回工夫され、ゲームや趣向を凝らした行事やイベントなどがあって、よい刺激を受けているようです。
今週はクリスマスイベントで毎回商品が当たるゲームが催され、おじいちゃんは張り切って参加しているようです。
因みに昨日のクイズ「分かるかな?」と言って、ケアマネさんと私に出題。
「透明人間の職業は、何〜だ?」
私とケアマネさんは分からないという顔をしてお爺ちゃんの答えを待っています。
この時のお爺ちゃんの顔が、如何にも嬉しそうで
「分からない?」と返してくる。
時々デイサービスの日に難問のプリントを持ち帰って、私に見せては「分かるかな?」と聞いてくるのですが、ずるい私はネットを使って解決。
この時の貸しを返したというような満面の笑みで
「答えは無職(無色)でした」
「ふ〜ん、そうだね〜」と、今年は平穏に締めくくれそうで感謝です。
朝刊の編集手帳に、「ねたみ、ひがみ、そねみ」という野坂昭如さんのコラムは、このみっつの「み」で書くという、早い話が人気漫画「黒子のバスケ」の脅迫事件を絡ませてのお話でした。
「黒子のバスケ」がマンガってことを私は全く知らないので、昨夜のニュースを一緒に観ていた次男に
「黒子のバスケって、何?他所の学校からメンバーを借りてしまったん?」とか、その言葉自体が犯罪という誤解をして頓珍漢な会話をしてしまいました。
その話は置いといて、「ねたみ」「ひがみ」は何処かの板ではよく拝見する言葉でしたが、「そねみ」とは、現在あまり使わない言葉になっているなあと、素朴に思っただけのこと
ねたみ、ひがみ、そねみも殆どが同じような意味ではあります。
漢字になおすと「妬み、僻み、嫉み」
妬み嫉みと書いて「嫉妬」と読むんだもの、どちらもあまり使いたくない言葉です。
僻むのもこの際置いといて、私が勤めていた頃の先輩が
「ねたみ、そねみ」
と名前みたいに面白いごろ合わせの言葉遊びかもしれないけれど、何回も面白可笑しく使う人がいて、
「妬み嫉みねえ・・」と大昔のことだけど、凄く印象に残っていたのです。
何の話に絡めた言葉なのか?
内容はさっぱり思い出せないけれど、この言葉が並んでいるのを読んで不意に彼女の顔を思い出していたのでした。
そしてその彼女のもう一つの口癖が
「ありがとうなら、芋虫二十歳、蛇は二十五で嫁に行く・・」
とか、多分ありがとうの序にこの言葉を返してくれていたのです。
先輩が二十五で嫁に行く前の話なんだから、相当昔。
なのに記憶していたんです。
多分、フウテンの寅さんの口上か何か?なのかなあ?
ところで最近毎週土曜日BSで、寅さんの映画を放送しているのです。
夫は大の寅さんファンでして、何度笑わせてくれるかと、気構えているくらい、何度見ても楽しいし、風景を観ては懐かしい。
ですがこの口上には出合えないでいるのです。
違ったのかなあと、ネットで検索すると、あるわあるわ!
同じような語源の言葉が・・面白い言葉が日本中にあることが。
寅さん、やっぱり言っていたんですね。
先輩、映画観てたのね。