朝から雨。
3日の日に帰らぬ人になっていただなんて、たかじんさんの訃報を聞いたのは昨夜。
訃報のニュースが数日遅れになったのは、正月気分に浮かれたファンに対しての思いやりだったのかもしれない。
大阪に無くてはならない人だった。
これまでもこれからも、やしきたかじんさんのような存在感のある人は現れない。
復帰をずっと待っていた大阪のテレビ番組、そしてファン。
この大きな穴を埋めるのは容易なことじゃないだろう。
独特なたかじん節、何処にいてもひと声耳にすると、たかじんさんだと分かります。
私はあまり視聴率に貢献してはこなかったけれど、大阪で一番人気なのは、大阪愛に溢れるたかじんさんだと心から思う。
それでも一時期ずっと観ていた夜の番組がありました・・何という番組だったか、随分昔のことで思い出せないでいます。
番組内で何度かたかじんさんの歌を聴いて、その違和感が半端ではなかった。
あまりの美声とその迫力に驚いたのです。
いつしか毒舌よりも歌の方を楽しみにしていました。
一番好きな曲は「東京」
ローカルな曲だと思っていたところカラオケで友人が「東京」を歌い、そのあまりの上手さに驚いたことを昨日のことのように思い出していました。
その友人はきっと大のたかじんファンで、今頃どんなに落ち込んでいるだろうか。
大滝さんにつづき、これからと思う惜しい人が逝ってしまうのは、本当に残念なことです。
心からご冥福をお祈りいたします。