女子バレー、ワールドグランプリ2014

hitto2014-08-22

私のノートパソコンは、なんでこんなにスローなんだろう?
頭の回転が遅い自分を棚にあげたまま言わせてもらうけれど、筆記の方が早い。

エンジンがかかるまでの数分が、如何とももどかしい。
朝から身勝手なことをつらつらと書いている。

それどころではない人たちが文句も言えずに頑張っているというのに、なんという罰あたり。


広島の土砂災害のニュースに自然の恐ろしさと被害の大きさを知り恐怖で頭をもたげていたのに、いざ女子バレーが始まるとどこ吹く風、手に汗を握って快勝を喜んでいる。

救助、捜索活動にあたる方たちには本当に頭が下がります。
土石流の恐怖は決して他人事ではなく、テレビに映される地形はそのまま私が住んでいる地域の形に似ているのです。

大雨がもたらす災害に人間はいつか打ち勝つことが出来るのでしょうか、時と場所を選ばない自然の前には、ひとたまりもないのが現実です。
こころからお見舞い申し上げます。






女子バレー、ワールドグランプリ(WGP2014)決勝ラウンド。
予選の情報を得ないまま、日本が開催国ということで呑気にテレビ中継を心待ちしていました。

予選前半は全く歯が立たず、決勝ラウンドのチーム最下位っていうくらいの結果でありましたが、何と蓋を開けてみると素晴らしいチーム力。
正直期待半分という気持ちで連日ニュースの後でということに(夕食の準備や後かたずけやらの雑用で)観戦は不真面目に途中から。



予選ラウンド、日本代表の結果
日本 0−3 トルコ  (27-29 19-25 21-25)  
日本 1−3 ロシア  (23-25 13-25 26-24 18-25)  
日本 2−3 米国   (27-25 17-25 22-25 26-24 11-15) 
日本 2−3 イタリア (20-25 17-25 25-21 25-20 11-15) 
日本 0−3 中国   (16-25 14-25 22-25)     
日本 3−1 タイ   (25-18 25-15 19-25 25-20)  
日本 3−1 セルビア (25-17 10-25 25-17 25-19)  
日本 3−2 韓国   (22-25 25-21 20-25 27-25 15-13) 
日本 3−1 中国   (25-20 25-22 18-25 28-26)    




中国、ベルギー、トルコ、ブラジル、ロシア、日本(開催国)が決勝ラウンドへ進み、アメリカ、イタリアが来ていません・・どうしたことか。

秋には世界バレーがあるし、WGPはその前哨戦でもあるわけで、日本は開催国という恩恵が十分にあったとしても、いやあ強い!

予選ラウンドから短期間で立て直したというにはウソでしょう?という感じです。



これほどロシアにもトルコにも強かった日本が、今までに、いやここ最近あったでしょうか。
セットを捕ったとしてもギリギリ運が良かったというような感じでした。


第1戦のロシア戦など、選手の入れ替えが両方にあったとしても、畳み掛けるような連続ポイント、胸がすくようなスパイクの応酬、完全にロシアはこんなはずじゃなかったというように浮足立っていて守りに忙しく、調子を崩していました。


守るイメージがロシアにはないだけに、あれよあれよという連続失点がありました。


それでも同点にまで追い上げる力もあるのがロシアで、ガモア選手の替わりに背番号15,17の強烈なスパイク。


それでも拾う拾う日本、サーブも良し、打っても良し、選手一人一人が大活躍しました。


木村選手、長岡選手、石井選手、江畑選手、新鍋選手、宮下選手に中道選手、それに佐野選手と、ファインプレーが続出して興奮しまくりでした。



●決勝ラウンド、第一日目の結果
日本 3−1 ロシア(22-25 25-20 25-21 25-17)
中国 3−1 ベルギー(25-19 25-27 25-18 25-15)
トルコ 3−2 ブラジル(25-18 25-23 21-25 19-25 15-11)

●決勝ラウンド、第2日目の結果
ロシア 3-0 ベルギー(25-23 25-16 25-19)
ブラジル 3-0 中国(25-23 25-20 25-21)
日本 3-0 トルコ(25-13 25-17 25-17)



そして昨日はトルコ戦。

トルコ戦は、前日のロシア戦の良いイメージのままに出来、日本は最高に調子が良かった。って、オリンピックの時よりももしかして強くなってない?と、思うほど。

何かちょっと有頂天になってしまいそうなくらいに強い、終始全く負ける気のしない素晴らしいプレーの連続でした。



その勢いたるや途切れることがない。
ストレートに3セットをもぎ取ったという感じ。


一方のトルコは前日のブラジル戦で勝利し、まさか日本にこんな風に手古摺るなんて思ってもみなかったというような、闘う前から日本にはないプレッシャーがあったのかもしれません。
アウエーだしね。

それにしても日本代表、石井選手と大野選手が大活躍でした。

頼もしい!


宮下選手も若くブロックという役割も果たせるし、大野選手はよく知らなかったけれど瞬発力が抜群だし、サーブは石田選手が上手だし、木村選手はここぞというテクニックで打ち返すベテランの域、長岡選手の決まった時の爽快さ。


スパイクに繋げるレシーブ力がこれほどまでに成長しているとは。


もしかしてだけど♪もしかしてだけど♪日本チームが優勝できるんじゃないの!