昨日も今日も不安定な天気。
激しい雨が朝と夕方に降り、その間の昼間は晴天。
先週観た映画
「ミスティック・リバー」(Mystic River)2003年、アメリカ映画
『ミスティック・リバー』は、アメリカ合衆国の作家デニス・ルヘイン作のミステリー小説(日本語版はハヤカワ文庫)、並びにそれを原作とした2003年のアメリカ合衆国の映画。クリント・イーストウッド監督作。
『許されざる者』『マディソン郡の橋』『スペース・カウボーイ』など、数々の名作を世に送り出してきたクリント・イーストウッド監督による重厚なサスペンス・ドラマである。1つの殺人事件を通して四半世紀振りに再会した、幼馴染の3人の男性の運命を描く。それぞれに交錯する嘘や疑いが、事件を思わぬ方向へと発展させてしまう描写が高く評価され、第76回アカデミー賞で作品賞を始めとした6部門にノミネートされ、ショーン・ペンが主演男優賞を、ティム・ロビンスが助演男優賞をそれぞれ獲得した。byういき
ジミー役のショーン・ペンの迫真の演技に恐さを感じました。
こんな感じの父親が一旦怒ると警察だって法律だって敵わない。
それくらい凄みがありました。
ストーリーもよく出来ていて、清張さんの小説のように終りが近づくまで真犯人が分からなかった。
清張さんの題名は忘れたけれど、殺人現場に女性の足跡が残されすっかり母親が犯人と思いきや実は真犯人は少年だったというのがあったような。
何ということ、すっかり騙されました。
こんなありそうにもないこと、が現実の世界ではもっと恐ろしいことが起こっているのかもしれないと時々思う。
その時々思う「かもしれない」がこの映画を観て鳥肌がたつほどに感じることができました。
幼馴染3人のそれぞれの思惑が見事に外れ、最後にジミーは娘を失った変わりに大きな罪を犯してしまった。
それを知ってしまった友人の刑事も、それを正すことはしなかった。
何だろう、この脱力。
貴方(ジミー)はキングだからと妻に煽てられ、何食わぬ顔でこれからを生きていこうとするのか?
これは監督のアメリカに対する皮肉が込められているのだろうか?
仕舞には殺されてしまった友人のデイヴが一番の被害者。
ジミーに問い詰められ嘘の自白をさせられたところで、目を塞ぎたい気分でした。
幼いころのトラウマ、偶然の出来事を妻にも疑われ友人にも信じてもらえず、本当に気の毒な人。
見込み違いが引き起こした最悪な事件。
最後に真犯人は殺された娘の恋人の弟だったなんてことも驚きでしたが、この結末に悶々としたものを抱えたまま暫く引き摺ってしまいました。
読売新聞 日曜版
クロスワードの答え・・・・・ゴムナガグツ(ゴム長靴)
数独の答え・・・・・3+9=12・・・12