嬉しい報告

23℃まで下がると流石に半そでではいられなくなる
引き出しの奥の方から長袖Tシャツを引っ張り出して着ている
外の気温は21℃くらいだ
台風の影響でまだ雨が降り続いている




先日長女の友人がオメデタなのだと娘からメールがあった


友人は、幼稚園入学のころから親しくしているので彼此27〜28年の長い付き合いだ

そんな幼稚園時代から続いている仲間が5人ほどいて、そのうちの4人が既に結婚していて、娘を含め2人が子持ち
なぜか私の境遇と重なって見えたりする
私にも小学校から現在に至るまでの友人が何人かいる

彼女の結婚式に娘は出席していたので、その時の幸せそうな顔が写真の中にあって感慨にふけっていた





幼少の頃から元気で明るい子供だったが、小学生の頃に一度病院で偶然隣り合わせになったときに、始めて国の特定疾患に該当する病があるとそのママ友である母親に聞いて驚いたのだ
クラスの中でも一番背が高く運動神経がいい子供だった
それが中学校に入って娘が所属する美術のクラブで共に励むことになり
高校も同じ学校に入学した


娘が20歳を過ぎた頃に、買い物途中に偶然鉢合わせた母親であるママ友が
満面の笑みで懐かしそうに私に近ずいてきて、元気と尋ねた

私も懐かしさで
「どうしたん?嬉しそうに、何かいいことでもあったの?◯◯ちゃん(娘の友人)が結婚するとか?」
人の気も知らずに(こういう無神経なところが多分にあるのよね)



「何言ってんの・・・違うよ・・・」
そして、ママ友の長い話を聞くことになった


この頃、◯◯ちゃんの持病が目に見えて悪くなっていて今思えば最悪の状態のようだった
涙ながらに結婚はおろか仕事に就くことも出来ないかもしれないと話し、悲壮感が漂っていたのだ
私もつい貰い泣きをしてしまい、その後どういう風に別れたかよく覚えていない
でも、彼女の泣き顔がずっと心の中にあった
20代の頃は何度か入退院を繰り返していたと娘からも聞いていた

だから◯◯ちゃんが結婚した時も娘の時のように本当に嬉しかった
その娘の友人がこの度妊娠したのだ

それはそれで親であるママ友はどんなに心配なことを抱えているかしれないが
今の医学を信じて無事に出産の日が迎えられますようにと心から願っている
本当に嬉しい報告だった